Web媒体別動画広告の特徴

Web媒体別動画広告の特徴

Web媒体別動画広告の特徴


Webの動画広告市場について                

企業のWeb動画コンテンツをWebサイトやSNSで見かけることが、ここ1,2年の間に急激に増えたと感じるのは私だけだろうか。当たり前の話だが動画は画像よりも多くの情報を短時間の間に視聴者に与える効果がある。テレビCMを考えればわかることである。
ここ数年Web動画の広告媒体は爆発的に増えたと感じる、Yahoo!、Youtube、facebook、Twitterがメインどころだろうか、細かく見ればその他
キュレーションサイトのAntena、Newspicksなども動画広告が増え始めていると感じる。一言で動画広告といっても目的別に素材を変えなければならないほど、媒体の特徴というものがあるの理解した上で活用してほしい。


拡散型の動画広告で注意する点               

前段であげた広告媒体の中で、最も拡散力が強いのはTwitterであることは当然だ。次がfacebookだろう。拡散型の媒体を使用する場合、当然だが拡散してもらうことを目指すべきだ。なぜならWeb広告は基本的に広告として出稿した投稿の視聴やクリックで課金が発生する。Twitterを例に挙げれば、広告が拡散された後に、それをクリックされても視聴されても課金は発生しないということだ。1人の拡散力がある人間が1回拡散すると無料で広がっていく。こんなおいしい話はあるだろうか?企画次第で、このようなおいしい話が現実となるということである。
しかし、現実にはTVCMをそのまま出稿したりする企業が多い。これは制作費が取れないということが要因であると思う。実にもったいない。
予算がなければ何もできないが、正直Web広告にクオリティはそんなに必要ないのでは?と思うので、今の世の中安く動画を作る方法がたくさんある前提で、企画をしてみてはどうだろうか。


Web動画広告の拡散傾向について              

Twitter社の資料によると、静止画広告より動画広告の方が約6倍拡散されやすいという傾向がある。また、男性より女性の方が拡散をする傾向が強い。これは面白いデータだ。また、拡散された動画の共通点を研究すると、サムネイル(動画冒頭の静止画)に人の顔がアップで登場する動画が拡散されやすいという傾向もわかっているようだ。
① 静止画< 動画
② 男性 < 女性
③ 動画冒頭は顔のアップ
これを意識することで拡散性の高い動画ができる可能性が高いということだ。
もちろん、内容に話題性を盛り込み、人に伝えたくなる内容にすることは大事だが。
いずれにしても、企業はCMを作るときも、Web上で展開する際の動画編集も並行することで、このマルチメディアの情報戦を勝ち抜くことができるのだと思う。