2017年は企業がAIに触れる元年となる

AIは非常に難しい思われがち?

AIは2016年に一般的な言葉となり、何かものすごく難しいもので、中小企業や地方企業にとって関係のないものと考えている人も多いのではないだろうか?AIは人工知能と言われて、非常に言葉としてはとっつきずらいが、簡単に言ってしまえば学習するシステムのことをさす。
2017年は一般の企業、それも地方企業や中小企業も知らない間にAIによるサービスの中でビジネスを始めることになる。身近なところでもAIによるサービスは一般化していることをご存じだろうか?

インターネット広告も一種のAIと言える

2016年も大きな伸びを記録したインターネット広告。大手の運営するポータルサイトから個人ブログまで画像の広告を目にしない日はないのではないだろうか?
詳しい方は釈迦に説法かもしれないが、インターネット広告は個人の興味関心、過去の検索内容などからクリックしそうな広告を掲載するように設計されている。サッカーが好きでサッカーの結果や選手の移籍情報などを閲覧していると、有料のサッカーチャンネルの広告が表示されるし。私が住宅ローンを検討するようなワードで検索を続ければ近くの地銀が広告を掲載するでしょう。インターネット広告も頭打ちになり始める中で、クリックしやすい人から契約したい人へどれだけ効率よく広告を出すかの時代に突入していると考えられます。過去の閲覧履歴だけでなく、過去の契約者の特徴や行動と照らし合わせて、確度を計算し、最短距離で契約に結び付く人間にターゲットを絞り込むなど、非常に複雑なエンジン、そしてAIを駆使するようになってきています。

Webサイトの効果測定をAIが実施する例も

Webサイトを制作した企業のほとんどがGoogleAnalyticsを設置していると言われています。しかし、そのほとんどは設置だけして、分析、効果測定、改善案の作成などを実施できていません。
その理由はGoogleAnalyticsは非常に優秀ですべてのデータを蓄積していますが、企業の担当者が使いこなせないということが理由として挙げられます。
今、そのような状況を改善すべく、AIを活用したWeb解析ツールが登場しています。GoogleAnalyticsが収集したデータをAIが蓄積し、同業他社などの結果と照らし合わせ最適な改善策を自動的に排出するといったシステムです。Webサイトの効果や、閲覧数の伸びの要因や原因もタイムリーに取得して、中長期的にPDCAを回す材料を提供してくれます。
現在は首都圏のネットで事業を行う企業中心に普及していますが。今後は中小企業や地方企業にも広がるでしょう。

詳しい内容を知りたい方はご連絡ください。