検索連動型広告はGoogleAdwordsが強い
GoogleとYahoo!検索連動型広告の変化
検索連動型広告はGoogleAdwordsやYahoo!の検索サイトが普及し始めた初期からある、Web広告のスタンダードといっても過言ではない。私はこの検索連動型広告に携わっている経験から、最近の変化に敏感になっている。
どのクライアントでも、Googleとyahoo!でCVR（コンバージョン率）が全く異なる傾向にある。
CVRとは目的に達する率を表すもので、目的が購入だった場合、Web広告を100人クリックして3人購入に至った場合はCVRは3%という事になる。あたりまえだが、CVRは高い方が良い。
Googleの圧勝！？
最近、多くのクライントや運用している企業から聞く話だが、Yahoo!よりGoogleの方がCVRが明らかに良い。正確には、GoogleのCVRは日を追うごとに高くなっているという事実だ。これは私自身も経験をしているが、クレジットカードやローンの告知で明らかにGoogleの獲得数の伸びが良い。依然と全く異なる媒体を使用している気分さえ味わうほどである。クライアントからもGoogleの検索連動型広告の予算分配を増やすように指示を受けることが増えていると業界関係者からは聞いたこともある。
AI？機械学習？深層学習？
Googleは私の肌感では、機械学習が非常に優れていると感じる。恐らくコンバージョン（例えば購入）に至る人の属性、過去の閲覧サイト、思考などを学習し、購入に至りやすい人に、購入されやすい商材の広告を優先的に出すアルゴリズムをものすごいスピードで進化させているのではないかと思う。さすがとしか言いようがない。
AIや深層学習という言葉が一般的になり、今後の世の中は機械が自動的に学習し、成長していくことになるという話のはしりではないだろうか。Yahoo!も媒体力はすごいが、やはり世界的にTopを走るGoogleにはかなわないのか？と感じてしまう。
Webは規模の利がでている
私の思い込みかもしれないが、やはりWebのレコメンド機能はGoogle,facebook、Amazonにかなう媒体は現状ないのではないだろう。規模が大きく世界的に普及しているからこそできる事が大きな差別化に繋がっていると感じる。世界的に研究開発を行っているので、24時間フル稼働で進化を遂げているのだろう。政治ではグローバリズムの終焉とという話も出ているが、Webの世界ではまだまだ、規模の利が出やすい構造という事で良いと思う。