GoogleのWord Lensの日本語版が登場

Webの翻訳機能の現状

十数年前から続くグローバル化の流れにより日本人の多くは英語を覚え、中国語を覚えと、海外で働くために言語ベースの能力を高めてきました。確かに日本国内という市場、私でいえば静岡県という市場も飽和状態に近くなり、海外販路を開拓することの必然性が目の前にやってきました。
そこで、最初にぶつかる壁が言葉なのでしょう。確かに言葉が通じなければ間違いなくビジネスは成り立ちませんし、必要です。多くの人はビジネスをする最低条件として捉えています。
しかし、一方で機会機械化、自動化の中で翻訳の技術が高くなり、多言語を自国の言葉に直す機能がGoogle中心に高くなってきたと言えます。


GoogleのWord Lensの日本語版が登場

今回紹介するのは、ビジネス用というよりも観光などで活用できるツールと思いますが、Google翻訳と連動した「Word Lens」です。これはスマホのアプリケーションで、android版かiOS版のGoogle翻訳のアプリをダウンロードして頂く事が必要です。スマホで、かざすことでスマホの画面に翻訳された言葉が表示されます。使い方としてはGoogle翻訳を立ち上げてからカメラモードに切り替えます。そして、スマホのカメラで該当の言語が翻訳された状態でカメラにうつるという具合です。
これは便利ですね。
旅行中に、看板や、運賃表、レストランのメニューなど言葉がわからないことがあったかともいますが、手持ちのスマホですべて完了です。コミュニケーションをサポートしてくるというわけです。

日本語は30番目の対応ということで、既に英語、中国語、フランス語、スペイン語などの主要言語には対応しているので、もしかすると日本観光に訪れた方がカメラを見ながら注文をしている光景が見えるかもしれませんね。

スマホやインターネットが共通言語であるという方向に、世の中が向かっているのかもしれません。

少し前までの日本語の難しさという、海外から見たビジネスの障壁は今は昔という事でしょう。日本人も言語に守られているという幻想は捨てなければならない時代に来ていると強く感じます。海外販路に手を伸ばすことも、今後さらに必要となる世の中です。言葉が喋れなくても、ツールを駆使することはできますので、是非海外でのビジネスを進める努力をしてみてください。

また、ビジネス英語の高機能な翻訳ツールも精度を増していくでしょう!